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＊Chall Out（チャル アウト）とは、「Chill Out（＝のんびりと時間を過ごす、楽しむ様子、若者英語）」と「Cha（＝お茶）」を掛け合わせた造語です。 

　静岡市葵区鷹匠でNO'AGE concentrē（ノンエイジ コンセントレ）を経営する井谷匡伯（いたに まさみち）氏が県内の若手茶生産者に直接会って、彼ら自慢のお茶を季節に合うカクテルとモクテル（ノンアルコールカクテル）にアレンジし、月１回皆様にお届けします。第５回は、Matcha Organic Japan様のオーガニック抹茶です。

　島田市・川根本町で良質なオーガニックの抹茶をつくることを目的に2016年に立ち上がった農業生産法人で、現在Matcha Organic Japan株式会社として、お茶の生産はもちろん、「耕作放棄茶園の再生」、「農業体験の実施」、「最先端のエコロジーの使用」など様々なことに取り組んでいます。

Matcha Organic Japanのみなさん↓

今回使用したお茶↓　生産者の似顔絵が入っているのが特徴的です。

【カクテル】
M.O.J

【材料】
001 Matcha (さえみどり おくみどり)・・・小さじ２杯
ウォッカ(ケテルワン)・・・30ml
落花生ミルク※・・・60ml
シロップ・・・10ml
マラスキーノリキュール・・・小さじ１杯

※茹でた生落花生50gをミネラルウォーター200mlと一緒にミキサーでかき混ぜる。その後、ガーゼ等を使って手で絞る。

【作り方】
(1)ミキサーの中にすべての材料を入れてかき混ぜる。
(2)かき混ぜたものを茶漉しで漉して、シェーカーの中に入れる。
(3)シェーカーに氷を５～６個入れてシェイクする。
(4)再度茶漉しで漉しながらグラスに注ぐ。

【井谷氏コメント】
　Matcha Organic Japanさんは、後継者の少ない島田市鍋島地区の茶畑を引継ぎ、農業の未来を真剣に考える若手農家たちで、抹茶を有機栽培で作り上げています。彼らの活動を伺っていくうちに、人と人との繋がりと情熱があって初めて生まれてくる味わいがあるのだと、感じずにはいられませんでした。
　材料にある落花生も有機栽培のものを使用し、「落花生」の由来のとおり、花が落ちて地中で実が成るが如く、一度枯れてしまうところだった茶畑に再度命を吹き込んで多くの実が成ることを祈り、創作しました。
　おくみどりの奥深い旨味と華やかな香りを壊さずに、甘すぎないクリーミーで爽やかな味わいとなっています。お話しを伺った代表・田村氏の爽やかさをイメージさせていただきました。

【モクテル】
秋音 akine

【材料】
001 Matcha (さえみどり おくみどり) ・・・小さじ２杯
洋梨・・・４分の１個
ミネラルウォーター・・・10～20ml
ゆずの皮・・・直径５mmほど
金木犀シロップ・・・10ｍl
レモン汁・・・１滴

【作り方】
カクテルと同じ

【井谷氏コメント】
　前回も洋梨を使用しましたが、洋梨と茶葉はとても相性が良い組み合わせだと思います。栗と合わせようと思いましたが、Matcha Organic Japanさんの作る優しい抹茶のの味わいを活かすために洋梨を使用しました。金木犀の香りと青ゆずの爽やかさにより、秋の音を感じさせるフレッシュで奥深いモクテルとなっています。

 今回のキーマンとなる井谷氏をご紹介します。井谷氏は静岡市葵区鷹匠にて「NO'AGE concentrē（ノンエイジ コンセントレ）」を経営しています。こちらでは、通常のお酒以外に、お茶を使用したカクテルを提供しているのが特徴的です。カクテルに使うために県内有数の茶農家の茶葉を５種類以上常備しているなど、県内茶農家とも交流のあるお茶カクテルの第一人者です。
　前身である「BAR NO'AGE」で行われたお茶のカクテル試飲会に事務局職員が参加したことをきっかけに、今回の企画が生まれました。

【店舗情報】
住　　　　所：静岡市葵区鷹匠２-５-12　１階
電 話 番 号 ：054-253-6615
営 業 時 間 ：詳細は店舗までお問合せください
定　休　日　：月曜・第３日曜日（祝前日の場合は営業）
ア ク セ ス ：JR静岡駅より徒歩10分
ホームページ：www.barnoage.com 

店　舗　名　：Matcha Organic Japan
所　在　地　：〒427-0233　静岡県島田市身成1476-２
電 話 番 号 ：080-1183-3419
購 入 方 法 ：ホームページより注文可能
ホームページ：https://matchaorganicjapan.com/