「~O-CHAでチルする?~ おうちでChall Out」第7回 カネロク松本園

「~O-CHAでチルする?~ おうちでChall Out」第7回 カネロク松本園

2021/12/15味わう||学ぶ||買う

*Chall Out(チャル アウト)とは、「Chill Out(=のんびりと時間を過ごす、楽しむ様子、若者英語)」と「Cha(=お茶)」を掛け合わせた造語です。 

 静岡市葵区鷹匠でBAR NO'AGE concentrē(ノンエイジ コンセントレ)を経営する井谷匡伯(いたに まさみち)氏が県内の若手茶生産者に直接会って、彼ら自慢のお茶を季節に合うカクテルとモクテル(ノンアルコールカクテル)にアレンジし、月1回皆様にお届けします。第7回は、カネロク松本園様(島田市)の燻製紅茶です。

生産者の松本さんにインタビュー

             生産者の松本浩毅さん↑

Q1:燻製紅茶を栽培することになった経緯を教えてください。
A1:お茶は日常茶飯事に飲まれるものですが、消耗品ではなく”嗜好品”という一面も持っており、趣味の一環としても楽しめるものであると考えます。消費者にも違いのわかりやすい嗜好性の高い自分だけのスタイルと言えるお茶を作りたいと思っていました。「香りに特徴を…」と考えると、国内にフレーバーティーという言葉が定着してきましたが、自分は生産者でありハーブや香料を使用したくありませんでした。ある中国茶の勉強会で燻製されたお茶に出会い、日本茶の世界にはないもので衝撃を受けました。国内にこれまでなかった燻製茶というジャンル、そして日本産の茶葉で世界にも例のないものを、というコンセプトで開発を始めました。
Q2:茶業経営するにあたり大切にしていることを教えてください。
A2:「お客様に自分たちのお茶でどうしたら楽しんでいただけるか…」を考えると、まずは自分たちが楽しんでお茶を生産することだと思います。思い通りにならないことの方が多いですが、より良い品質の茶葉を目指して努力することも楽しいですし、子供たちが茶畑で遊んだり手伝ってくれるのも幸せです。そういった環境を与えてくれる家族やお客様に感謝を忘れないことが大切だと思います。
Q3:燻製紅茶を今後どのように進化・展開させていきたいか教えてください。
A3: 燻製に使用する木のチップの違いで、バリエーションが現在10種ほどまで増えました。今後は2軍を排除して1軍をブラッシュアップしていきたいと思います。展開としては国内海外での認知をさらに広げ、私どもの茶葉を楽しんでいただける人脈が広がっていけばいいなと思っています。
Q4:燻製紅茶のオススメの飲み方を教えてください。
A4: ロイヤルミルクティーやスパイシーなチャイもお勧めです。 夏場は水出しも美味しいです。 

【カクテル】Gently Hill

【材料】
・「燻製紅茶 洋酒樽」インフュージョン芋焼酎※・・・45mL
・グランマルニエ コルトン・ルージュ(オレンジリキュール)・・・20mL

※作り方:芋焼酎180mL、「燻製紅茶 洋酒樽」6gを容器に入れて常温で一晩漬け込む。その後茶漉しで茶葉を取り除いて、容器に保存する。

【作り方】
・大きめの氷を入れたロックグラスに材料をすべて注ぎ、軽く混ぜる。

【井谷氏コメント】
 以前よりBARの世界では松本さんが作る燻製紅茶は話題に上がっており、様々なバーテンダーがクリエイティブなカクテルを生み出してきました。今回のカクテルは、優しく温和な雰囲気を持ちつつも、人とは違うものを作り出していくチャレンジ精神を持つ松本さんをイメージしています。
 燻製紅茶と芋焼酎が混ざり合い、オレンジフレーバーのグランマルニエの甘さが、燻製紅茶の香ばしい香りとともに優しく口の中に広がります。松本さんが家族でキャンプに行くのを趣味にしているということなので、この「Gently Hill」を片手にその時間をよりふくよかで優しい時間を過ごしてもらえたらと思い作りました。

【モクテル】Fruta Ahumada(フルータ・アウマーダ)

【材料】
・「燻製紅茶 無花果」・・・6g
・お湯(100℃)・・・300mL
・いちご・・・3個
・金柑・・・1個
・オレンジスライス・・・1枚
・生姜・・・1枚
・ローストカカオ豆・・・2粒
・コーヒーシュガー・・・小さじ1~2杯(お好みで)※角砂糖で代用可
・スターアニス(=八角)

【作り方】
(1)「燻製紅茶 無花果」6gをお湯300mLで2~3分間で抽出する。
(2)抽出した燻製紅茶を、残りの全ての材料と一緒に鍋に入れて、弱火で5分ほど煮込む。
(3)温めたマグカップにフルーツも一緒に入れて、最後にスターアニスを浮かべる。

【井谷氏コメント】
 スペインのガルシア地方に伝わる温かい飲み物「ケイマーダ」をアレンジしたモクテルです。本来ならば「オルーホ」というワインを作る際に出たぶどうのカスを使った蒸留酒を使うのですが、それをフルーティーさとスモーキーな味わいが特徴の「燻製紅茶 無花果」で作り上げました。
 もしお酒を入れたい方は、「オルーホ」か「グラッパ」を少し入れるとよいです。

BAR NO'AGE concentrēの井谷氏とは

 今回のキーマンとなる井谷氏をご紹介します。井谷氏は静岡市葵区鷹匠にて「BAR NO'AGE concentrē(ノンエイジ コンセントレ)」を経営しています。こちらでは、通常のお酒以外に、お茶を使用したカクテルを提供しているのが特徴的です。カクテルに使うために県内有数の茶農家の茶葉を5種類以上常備しているなど、県内茶農家とも交流のあるお茶カクテルの第一人者です。
 前身である「BAR NO'AGE」で行われたお茶のカクテル試飲会に事務局職員が参加したことをきっかけに、今回の企画が生まれました。

【店舗情報】
住    所:静岡市葵区鷹匠2-5-12 1階
電 話 番 号 :054-253-6615
営 業 時 間 :詳細は店舗までお問合せください
定 休 日 :月曜・第3日曜日(祝前日の場合は営業)
ア ク セ ス :JR静岡駅より徒歩10分
ホームページ:www.barnoage.com 

今回使用した茶葉とお問合せ先

使 用 茶 葉 :①燻製紅茶 洋酒樽 50g
       ②燻製紅茶 無花果50g
店 舗 名 :カネロク松本園
所 在 地 :〒428-0035 静岡県島田市切山1806-21
連 絡 先 :090-4265-5828、kaneroku.matsumotoen@gmail.com
購 入 方 法 :ホームページより注文可能
ホームページ:http://www.kaneroku-matsumotoen.com/