主催
(財)世界緑茶協会
実施日
10月28日(木)~ 30日(土)
場所
グランシップ中ホール「大地」
内容
各国のお茶の文化に関する専門家、研究者等が、各国のお茶の歴史や文化について紹介するとともに、テーマに基づきお茶の文化や緑茶の世界的な普及のために必要な課題や方策について議論しました。
- 10月28 日(木) セッション1 「各国のお茶の消費と茶文化について」
- 各国の出席者から、お茶の導入の歴史、飲み方、スタイルの変遷、消費動向などについて報告があり、健康志向や日本食の普及、日本文化への関心などから、多くの国で緑茶に対する関心が高まっていることが紹介されました。
- 10月29日(金) セッション2 「緑茶文化の普及とお茶の需要創造のための取り組み等について」
- 茶を楽しむスタイルの新しい動きや、今後の緑茶の消費拡大に向けた課題や提案が話し合われました。
- 10月30日(土) 日本茶道体験(吐月峰柴屋寺)
出席者
議長 |
大坪 檀 |
静岡産業大学学長 |
日本 |
熊倉 功夫 |
静岡文化芸術大学学長 |
イギリス |
ジェーン・ペティグリュー |
コンサルタント・ライター |
アメリカ |
パール・デクスター |
TEA A MAGAGINE編集長 |
ロシア |
アナスタシーア・クドリャショーヴァ |
ロモノソフモスクワ国立大学准教授 |
中国 |
徐 鴻道 |
中国国際茶文化研究会常務副会長 |
韓国 |
釋 龍雲 |
草衣禅寺住持 |
<主な話題と提案>
2日間の会議の中で、次のような話題提供や提案がありました。
- 茶の種類が多様化する中で、菓子とのマッチングやデザート、カクテルに使用するなどの楽しみ方が広がっており、さらに新たな商品やスタイルを創造することが有効である。
- 日本茶の国際的な普及のためには、日本食とのセットによるPRや茶道のデモンストレーションが有効である。
- それぞれのお茶に合った淹れ方や正しい保存方法を伝えることが重要。
- 簡便に楽しめるお茶のスタイルの創作も重要。
- 機能性を高めた商品の開発が必要。