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11月1日(木)~4日(日)10:00~17:00
グランシップ6階展示ギャラリー
お茶が発見され、やがて喫茶の習慣が広がるとともに日本へ伝わり、「もてなしの文化」として醸成される一方、生活の中へ浸透し、さらに近代の茶産業として発展するまでの歴史を、「人」と「もの」でたどる展示を行いました。
中国唐時代の製法によるお茶の試飲や、江戸時代のお茶の手揉み体験コーナーも設けました。
茶の発見 | お茶の原産地の風景、今も残る昔ながらのお茶の利用を紹介 |
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喫茶の広がり | 中国唐時代の宮廷茶道の道具(復元品)の展示 「茶経」に記された製法で再現した「餅茶」の試飲を実施 |
日本への伝播 | 日本へ茶を広めた栄西禅師、明恵上人を紹介 |
もてなしの茶 | 室町時代~江戸時代まで、もてなしの文化としての「茶の湯」の発展を、武野紹鴎、千利休、古田織部、小堀遠州など時代を象徴する茶人、戦国武将たちのゆかりの茶道具や書画で表現 |
生活の中の茶 | 江戸時代中期、現在の日本茶の原型となる製法を創出した永谷宗円、庶民に茶を広めた高遊外売茶翁を紹介 「永谷宗円の茶部屋」では手揉み体験を実施 |
近代の茶 | 鎖国が解かれ、茶が重要輸出品となった時代を物語る品々や、紅茶生産の歴史を展示 |